大型トラックはまさにトラックの花形と呼ぶべき存在。大量の荷物を運べる運搬力、中長距離間を走破し、中型トラックでは対応できないようなものまで運ぶ運送力。大型トラックは日本の物流を支える要として、重要な役割を担っています。
日本全国で変わらぬ品質の商品を手にできるのは、大型トラックとドライバーの働きによるものが大きいところ。今回はそんな大型トラックの魅力をご紹介します。
大型トラックの魅力
大型トラックの魅力はたくさんありますが、実際に乗ってみて一番初めに感じるのは「視点の高さ」。中型トラックと比べても目線が高く、周囲の状況を広く見渡すことができます。
実際に乗ってみると想像以上の高さに驚き、そのままトラックの魅力にハマってしまう人もいるとか。それほど「視点の高さ」は大きな魅力です。
また、車種によっては運転席が広く作られているものもあり、特に長距離運送でもストレスがかかりにくいです。
長距離運送においては、運転時間も運転席で過ごす時間も自然と長くなりがちのため、運転に集中しやすい環境づくりも可能。運転は一人の時間。好きな音楽を他人に煩わされることなく、好きなだけ聞けます。
会社や荷主によって変わる部分ではありますが、トラックのカスタマイズ、決められた時間内であれば自分のペースで運転できたりと、自分の裁量で行えることも魅力です。
大型トラックの大きさ目安
| 項目規格全長 | 12,000mm以下 |
| 全幅 | 2,500mm以下 |
| 全高 | 3,800mm以下 |
| 最大積載量 | 11,000kg以上 |
大型トラックを運転するためには大型自動車免許が必要です。
取得条件は以下のとおりです。
●あらかじめ普通免許・準中型免許・中型免許・大型特殊免許のいずれかを取得
●その後通算3年以上の運転経歴がある
幅広いフィールドで活躍する大型トラック
大型トラックといっても種類は様々です。今回は一部を紹介します。
●貨物トラック
特徴: 積載量が11トンクラス以上。中距離・長距離で活躍するトラック。
必要免許:大型免許
●トレーラー車
特徴:トラクター(牽引車)とトレーラー(被牽引車)連結させて荷物運ぶ車両。
必要免許:大型免許
●ダンプカー
特徴: 荷台を傾けて積荷を一度に下ろすための機械装置を備えたトラック。
必要免許:大型免許
●ミキサー車
特徴: 荷台に積んだ大きなドラム(ミキサー部分)をグルグル回しながら走っている車
必要免許:大型免許
●タンクローリー
特徴: 液体や気体を運ぶトラック。危険物を運ぶ場合も多く、積載物に寄って必要な免許は変わります
必要免許:大型免許+ 危険物取扱者など(積載物によって異なる)+ 牽引免許も必要な場合あり
●ユニック車
特徴: 小型クレーンを搭載したトラック。クレーン操作にはクレーンや玉掛けの免許が必要。
必要免許:大型免許+ 小型移動式クレーン運転技能講習+ 玉掛け技能講習
その他にもたくさんの種類があります。
大型トラックドライバーを取り巻く環境
一概には言えませんが、大型トラックドライバーは中型トラックドライバーに比べて、賃金は高い傾向にあります。その分、拘束時間が長い場合もありますが、一人で運転する時間が楽しいという方は向いていると思います。
また業界を見ても、昨今のネット通販の広がりにあわせて配達件数や配達商品数は増加現象にあります。トラック業界は人手が需要に追いついていない状況なため、新しい人を熱烈に歓迎する会社も少なくありません。
運転は難しいですが、デカい車を運転してみたいという方はぜひ、大型トラックドライバーを目指してみませんか?
出典:
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
国土交通省「トラックドライバーの労働条件」より
国土交通省 物流を取り巻く現状と取組状況について
国土交通省 道路運送車両法
公益社団法人 全日本トラック協会「トラックの法律上の分類」
